34、35日目 尻屋崎灯台&恐山&本州最北端
こんばんは!
ただいま本州最北端、大間崎のテントサイトから更新してしております!
とうとう折り返し地点までやってきました!
ここからは京都に向けて後半戦になります!
そして昨日は更新できずにすみません……実は昨日も一昨日お世話になった方のところで泊まりました。汗
夜遅くまでスナックなどに連れて行ってもらっていたので更新はできませんでした。笑
まずは昨日のことから。
朝はむつ市のご主人と一緒にすき家で朝食。
見送っていただき尻屋崎に向かいます!
尻屋崎はこの旅のなかでもとくに行きたかった場所です。
海沿いの強い風を受けながらペダルを漕ぐこと1時間半……
尻屋崎灯台に到着!
想像以上になにもない!
でもそれが「最果ての地」感を引き出しています。
僕の求めていた以上の場所でした!
ただ尻屋崎に生息している野生の馬、寒立馬には出会えず……残念でした。
尻屋崎をあとにして、またむつ市へと向かいます。
その道中、むつ市のご主人から電話が……
「今日もうまいもん食わせてやるから泊まってけ!」
本当は恐山に行ったあとどこかで野宿するつもりだったのですが、思っていた以上に道のりが険しいこともあり、野宿場所も探せそうにありませんでした。
「もう1泊……甘えさせていただきます!」
ということで昨日も泊まらせていただきました。
本当にむつの皆さんは人情味溢れていてあったかいんです。
ありがとうございます。
むつ市に戻り、次は恐山へと向かいます。
15㎞の山道をひたすら走り続けます。
流石に尻屋崎まで行ったあとの足だと、かなりキツかったです……(・ω・;)
最後の2㎞くらいはカルデラ湖、いわゆる山の上にある湖に向かって傾斜12%の坂を下っていきます。
この坂が帰り道で僕を苦しませることになります。笑
そして恐山に到着です!
恐山は日本三大霊山にも数えられる霊場です。
あたりには硫黄の匂いが立ち込めています。
参拝は順路に従って歩いていきます。
ところどころ吹き出る湯気に石が積み上げられた塔、カラカラと音をたてて回る風車、それらがこの場所の異様さをさらに際立たせていました。
賽の河原の水際まで行こうとすると、足元に刺さっていた風車が突然勢いよく回り始めました。
近づくごとに早く回るそれは、何かこれ以上近づくなと言っているようにも思えて、僕は河原をあとにしました。
恐山という名前の通り、ここには恐ろしさがあります。
ですがそれ以上に、寂しい気持ちが僕の心を満たしていました。
あのような不思議な感覚は初めてでした。
帰り道はまず傾斜12%の坂から始まります。汗
とても登る体力など残っていなかったので、下りに入るまで自転車を押しました。笑
むつ市まで戻ると、ご主人が居酒屋に連れて行ってくださり、そこでまずはごはん&乾杯!
それから2軒のスナックを渡り歩いてお開きでした!
この行程、前日と全く一緒……笑
久しぶりにお酒を酒を飲んだので家に着くとすぐに寝てしまいました。(^◇^;)
そして今朝もご主人に朝ごはんをご馳走していただき、今度こそお別れです。
本当によくしていただきありがとうございました!
また必ずむつ市には来ます!
今日は50㎞ほど海沿いを走り、大間崎へと向かいました。
そしてとうとう、この旅の折り返し地点。
本州最北端!
大間崎!
制覇!!!
達成感もつかの間、あまりの風の強さにパッと写真を撮って、マグロを食べるためにお店に入りました。笑
冷凍されていない大間の生マグロは絶品です!
ぜひ一度ご賞味あれ!
今日は大間崎テントサイトで止まります!
たまたま居合わせたチャリダーのコウタさんと、ライダーのおじさんとこのあと晩酌です
( ̄▽ ̄)
明日は脇ノ沢から蟹田へとフェリーに乗って向かいたいと思います!
それでは!